吸湿性に富む自然繊維。
1900年代開発、最も古い自然素材の合成繊維。木の繊維を砕いたものを原料として使用。繊維が細く長いので、なめらかで肌触りがさらりとしている。染色性もよいので、きれいな色が出る。伸縮性、強度もある。
木の繊維を砕いたものを原料とした、自然素材の合成繊維。繊維が細く長い ので、なめらかで肌触りがさらりとしている。
織り方によって光沢があり、 つや消し(マット)どちらの仕上がりもOK.伸縮性、強度もある。
1940年代ドイツで開発された、5〜10倍の伸縮性を持つゴムの様な化成繊維。天然ゴムよりも細く加工できるし、ゴムと違い染色性もあるので、衣料品メ ーカーにとっては画期的な繊維だった。薬品に強く、塩素・光に弱い。
デュポン社が開発したポリウレタン系繊維(特許取得)。
6倍の伸縮性あり、 伸びても必ずもとの形に戻る「形状安定性」がとてもよいので、たとえばバ ストの部分に使用すれば、形の悪いバストをきれいにカップにおさめることができる。下着やスポーツウェアにはぴったりの素材。他の素材に2%でも 混ざっていれば、しなやかでしわになりにくい、よく伸び、きれいにもとの 形に戻るなどの、ライクラの特性がいきてくる。 (コットンライクラはコ ットンにライクラを少量 混ぜたもの。コットンの特性にライクラの特性をプ ラス。タクテルライクラ、ポリウレタンライクラも同様)
強度の高い化成繊維。摩擦の強く、光沢があり、染色性がよいのが特徴。軽 くて暖かく、ソフトな手触りが長持ちするが、吸湿性は低い。
マイクロファイバーの一種(特許取得)。
暴風・防水・保温効果に優れ、ウ ールやヴィスコースと混ぜて使用されることが多い。
ナイロン系の繊維の一種(特許取得)。なめらかでソフトな肌触り、きめの 細かい素材感で、コットンに似ているのも多い。
さまざまな織り方ができる繊維。
1980年代に開発。それまでの繊維と同じくらいの強度・均一性・染色性を持ちながらも、他の繊維に比べて格別に細い合成繊維の総称。太さでいうと、ウールやコットンの1/4、シルクの1/2ほど。素材はいろいろだが、硬い繊維 だと細すぎて切れてしまうので、弾力性のあるポリウレタン系が多い。繊維 の隙間からは蒸気がよくおおる(太い繊維に比べて、面積に対して細かい穴 の数が多い)ので、
通気性がよくむれにくい。(マイクロモダールはモダ ールの極細繊維のこと)
生地の表面 を摩擦して、起毛させた素材の総称。
模様を立体的に、浮き彫りになるように織ってある布の総称。
霜降り模様
四角いネット状の細かい網目のレース。軽く、ゆるく編んであるが、コッ トン・シルクなどの素材だとまったく伸びない。
マイクロファイバー使い のチュールレースはソフトで伸縮性があるので、最近ようやく下着やナイ ティに使用されるようになった。
フランスのカレー地方独特のレースで、リーバー氏が発明したもの。特徴としては、デザインの縁取りをする太い糸と、
その間を埋める極細の糸の2種類が使われているので、大柄の模様などがくっきりと浮かび上がる。
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